第58回気象予報士試験が終了しました。また、気象業務支援センターから第58回気象予報士試験問題が配布されました。9月2(金)に発表だったと思っていたので、驚きました。
気象予報士試験の難易度解釈は私が見た感じをもとに書いています
第58回気象予報士試験の総括
全体的に学科試験は過去問が一部出題されたりしました。また、実技試験では新革を思い起こさせるような問題が出題されました。次回の気象予報士試験は情報などを更新したり気象庁などの資料を見たりすることが必要だと感じました。
下記からは各試験科目ごとに書いてあります。
一般
全体的にみると、前回のような問題傾向だと感じます。また、今回は過去問の問題が数問出題されています。
問3より
第37回(2011年第2回)の問4にほぼ似た問題が出題されました。比べてみると、問題文がほぼ同じであり、この問題を解いたりしていれば、解ける問題だったように思えます。
問6より
最近、出題回数が多くなってきた「ホドグラフ」の問題です。次回以降も出題する可能性が高いところだと思います。
専門
全体的にみると、前回のような問題と応用問題が組み合わさった問題で構成されていることがうかがえます。
問10より
会話文を彷彿させるような問題が出題されています。そして、読解力が必要となってくる問題が出題されました。
問14より
第50回(2018年第1回)の問13の問題に似た問題が出題されています。このことから「過去を振り返る」ことが大事だということがいえそうです。
実技1
前回と同じような問題が出題されています。問4では気象情報を基にして解くという問題が出題されています。今後もこのようなタイプの問題が出題されると予想します。
資料をみると、天文潮位などが資料として挙げられています。気象予報士試験で天文潮位の資料はあまり見かけません。このような状態になっても落ち着くということが大事だと思います。そして、予報資料図に慣れるということが大事だと感じました。
問4では気象情報を基にして問題を解くという問題が出題されました。昨今では災害の規模が大きくなったり局地的な災害などが起きたりしています。実技試験もそのような観点で出題されていくかもしれません。
実技2
問3の問題ではブレットシュナイダー風浪の関係式という今までにないタイプの問題が大問として出題されています。これは新革していることを示唆するような問題だと感じます。さらに気象庁などの資料を見たりして、知識をつけるということが必要になってきているということを示唆するような大問だと思います。
資料を見ていると、図9のような風浪推算の図のように、今までで出題されたことのない資料が出題されています。これは気象予報士試験での実技試験における問題が新革しているようなことを彷彿させるような問題が出題されるのだと思います。
第59回の気象予報士試験の予想は過去問からの出題や初見の資料や問題がいくつか出題されると思います。私もしっかりと勉強して、気象予報士試験に臨んでいきたいです。