気象予報士試験・防災士 勉強ブログ

気象予報士を目指している大学3年生です。心理学の学校に通っています。第62回に気象予報士試験を受験する予定です。Twitterもしています。https://twitter.com/4uaoftxhixkbayy

実技試験 天気図の現象日と出題の考察(2024年2月ver)

第61回気象予報士試験が終わり、試験問題が公開されました。例えば、過去問の天気図が何年かが分かりません。また、何かにまとめてあれば、すぐに見ることができます。この資料では何年の問題が出題されたか、一目で分かります。次回の実技の予想などに活かしてくれたら幸いです。

 

ここ最近7年程度の実技試験の現象の出題日を表にまとめました。過去5年程度の過去問題を使いました(第45回(2016年1月31日)~第61回(2024年8月28日))。現象が起きた日から気象予報士試験に出題される日までを表しています。

また、基本的に図1の資料として載っている天気図を用いました。また、21時の天気図が載っている場合があります。この場合はその日としています。

例)5日21時の天気図→5日の9時の天気図→5日と示します

 

結果は以下のような感じです

気象予報士試験 実技 出題日(2024年2月ver).pdf - Google ドライブ

 

回数でいうと、実技1と実技2は「2年以上3年以内に出題された」回が一番多くなっています。

実技1は「2年以上3年以内に出題された」が9回と、とても多いです。

実技2は実技1より「5年以上6年以内に出題された」回が最近の傾向としてあります。しかし、今回は「6年以上7年以内に出題された」回が初めて出ました(第45回から)。このことから、最近の天気図だけではなく、8年前程度の天気図を把握をしておくことが必要だと思います

 

気象予報士試験に出題された月ごとの出題数と出題率を見ると、全体では多い月順に「1月」(58%)、次に「4月」(42%)の順に出題される月が多いです

実技1では多い月順に「1月」(25%)、「7月」(25%)次に「2月」(17%)、「4月」(17%)、「6月」(17%)

の順に出題される月が多いです

実技2では多い月順に「1月」(33%)、次に「4月」(25%)

の順に出題される月が多いです。

 

共通することは全体、実技1、実技2でも「1月」に関する問題が多く出題されていることです

 

まとめ

実技1は最近起きた現象が出題される傾向があり、実技2はどちらかというと少し昔に起きた現象が出題される傾向があります。10年前くらいから、天気図や起きた現象の確認を行う必要があると思います

また、台風や南岸低気圧など大きな災害が起こった現象などを収集したり見たりする必要があるのだと感じます